Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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魁の高知 勇者よ! 使命の航路を突き進め

2000.6.20 随筆 新・人間革命3 (池田大作全集第131巻)

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7  今日も、私は堂々と流れ、そして歩く!
 今日も、私は心を清めながら、厳粛なる自身の仕事を立派にやり抜いて、前へ進む!
 「自分自身」と「後悔のない正義」。その結合の一体の喜びを、私は仲間たちに教えたい。
 いくら権力者たちが高慢そうに叫んでも、いくら私を封じ込めようと批判の鍵をおろしても、いかに廃墟のごとき空虚な非難があっても、いかに暗く、不確実な誹りの声があっても、私は、一つも気にしない。
 私は、私らしく、三世永遠のこの四国の天地に君臨して、滅びることはないからだ。
 断じて最後には、勝ってみせる! その宣言文を毎日、仏天に捧げている。
 私の魂には、いかなる生死も、いかなる恫喝も、いかなる極刑の宣告も、まったく気にならない。魂の動揺は、信仰者の恥であるからだ。
 臆病者は、正義の人を妬み、苦しめる。
 彼は高慢極まる畜生の命であり、私は宝剣を手にした、栄光の優勝の人生なのである。
 一瞬の苦しみ、一瞬の喜び。その一時が分かれ道になって、正義は栄え、悪党は苦しむ。
 「因果の厳しき理法」は、永遠に消え去ることはない。
 その方程式は、あまりにも厳しく、厳正である。
 彼らはやがて、自らの尊厳を破壊し、恥辱の草むらに埋もれていくにちがいない。
 我らの生命は、春風が吹き奏でる軽やかな調べに包まれ、幾世紀の後まで崩れることなき、自他共に遊楽の人生そのままなのだ!
 彼らは嫉妬の奴隷である。
 我らは、天上の王者である!
 彼らは、絶望の人生であり、苦悩の輩である。
 我らは、悠々たる勝利の不滅の魂に輝く長者である!

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