Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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蓮祖の御入滅 大難を超え 燦たる太陽の如く

2000.6.5 随筆 新・人間革命3 (池田大作全集第131巻)

前後
5  大法に反逆した輩は、暗黒の死刑台へ運ばれていくにちがいない。
 日蓮直結の門下として、広布に走る人生は、豪華な王冠が、生命に輝くにちがいない。
 人生の終わりに、不平と苦痛と空白な、愚かな目を閉じるか。
 無限に新しい、確かなる永遠の太陽が昇るか。
 御聖訓には、「上上品の寂光の往生を遂げ須臾の間に九界生死の夢の中に還り来つて身を十方法界の国土に遍じ心を一切有情の身中に入れて」と仰せである。
 己の栄光の大勝利と大満足の最期の瞬間は、尊い次の生への旅立ちであり、妙なる音楽に合わせながら、飛び立つ鳥に囲まれるがごとく、自由の空に遊戯しゆくのである。
 そして再び、その人は、天の使命、天の役目をもち、美しさと誉れをもって、還り来るにちがいない。

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