Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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空万葉の故郷・奈良 歌え! 進め! 新世紀の春を呼べ

1999.9.6 随筆 新・人間革命2 (池田大作全集第130巻)

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6  創立五十五周年(一九八五年)の春、「立宗の日」の四月二十八日には、奈良の青年平和文化祭が開催された。
 美しき花の奈良は、三千百人の若人が躍動する、荘厳なる人華の舞台となったのであった。
 われらの万葉の緑野は、地涌の菩薩が、敢然と躍り出る、新しき民衆の文化の大地である。
 そして、「人間賛歌」の平和の世紀へ、新しき旅立ちの天地である。
 そこでは、嵐に打ち勝った勇者の凱歌が、常に響いている。
 今、奈良の同志は、盤石にして無敵の陣列を組みながら、二十一世紀という、絢爛たる「生命の世紀の春」へ、千軍万波と、大前進を開始した。
 この地から新時代の「友情のシルクロード」をと、壮麗なる奈良国際友好会館も、歴史の都に、平和と文化の宝光を放っている。
 さあ、同志よ! 民衆の心と心を結びながら、人間勝利の「ルネサンスの春」を!
 明るい、明るい空が、創価の「永遠の都」の上に、晴れ晴れと広がっている。

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