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日蓮大聖人・池田大作

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東京・大田最高協議会 大田よ、「師子王の心」で立て

2000.9.24 スピーチ(1999.10〜)(池田大作全集第91巻)

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9  大田創価学会も、この「団結」の力で、勝ち進んでいただきたい。
 「また、真実の経の理によれば、時代が末法となり、仏法が非常に乱れたときには、大聖人(仏)が必ず世に出現されるとあります。たとえば、松は霜が降りてのちも枯れないので木の王といわれ、菊はほかの草が枯れたのちにも、なお花を咲かせるので仙草といわれるのと同じです。世の中が平穏なときには、だれが賢人であるか分からない。世の中が乱れているときにこそ、聖人と愚人はあきらかになるのです。気の毒にも、平左衛門尉殿や相模守殿が、日蓮の言うことをさえ用いておられたならば、先年の蒙古国からの使者の首を、よもや斬ることはなかったでしょう。今になって後悔しておられることと思います」(同㌻)
 蒙古といえば、今やモンゴルにもSGIの人間主義の連帯は広がっている。
 この世界広宣流布の一つの原点の地が、大田なのである。
10  青年は「ほめて」伸ばせ
 青年を育て、後輩を伸ばしていただきたい。それには「ほめる」ことだ。たとえ小さな前進でも鋭敏にとらえ、称賛してあげれば、張り合いが生まれる。
 上意下達の時代ではない。同じ目線で、ともに人生を語り、仏法を語っていく。よき刺激を与え、ビジョンを示し、希望を贈っていく。そこに人材は育つ。勝利の道は開かれる。
 人ではない。自分が変わることだ。真剣な祈りで人間革命していくことだ。
 地域のため、世界のため、広布のために何を残したか。そこに人間の真価が光る。晴れ晴れと自分自身の勝利の歴史をつくっていただきたい。
 求道心熱き大田たれ! 行動第一の大田たれ! と申し上げ、記念のスピーチとさせていただく。
 (東京・信濃文化センター)

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