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日蓮大聖人・池田大作

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第十八回本部幹部会、第六回全国婦人部幹… 民衆の力を強めよ! そのために宗教革命を

1998.1.8 スピーチ(1997.5〜)(池田大作全集第88巻)

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14  信心の世界では万人が平等
 きょうは、アメリカの同志も出席しておられる。(拍手)
 アメリカといえば、あの名門デンバー大学で、青空のもと、盛大な卒業式に出席したことを思い出す。〈一九九六年六月〉
 席上、私も「名誉教育学博士」として伝統のガウンを着用させていただいた。そのガウンは「学問の民主主義の象徴」であるとうかがい、私は感銘した。
 ガウンは「さまざまな社会的地位などを覆い隠し、学問の前では皆、平等であることを示している」というのである。地位や名誉を偉ぶってガウンを着るのではない。反対に、学問の前では「全員が平等である」ということを示しているのである。
 いわんや信心の世界では、万人が平等である。位や名声があるから偉いのではない。学歴があるから偉いのではない。役職が偉さを決めるのでもない。妙法を弘め、広宣流布に励む人こそが偉いのである。事実の行動で、法のため、人のために尽くした人だけが偉いのである。
 「広宣流布の闘士」こそが最高に尊貴なのである。
15  「如説修行」こそ真の修行であり、「学会精神」である。学会だけが大聖人の仰せ通りの「如説修行」をしている。
 「如説修行抄」には、「忍辱の鎧を著て」と仰せである。
 戦いは、忍耐で決まる。粘りで決まる。「忍辱の鎧」を着て、粘り強く戦った人が、最後は必ず勝つ。そして最後に勝つ人こそ真の勝利者なのである。
 どうか日蓮大聖人直結の「人間の勇者」「人間の王者」「人間の長者」として、また「弘教の英雄」「広宣流布の英雄」として本年も断固、勝ち進んでまいりましょう!(拍手)
 異体同心の見事なる団結で、また学会魂で、学会精神で、我らの底力を満天下に示し切ってまいりましょう!(拍手)
 すばらしい一年でありますように。お達者で! お元気で!
 (東京牧口記念会館)

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