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日蓮大聖人・池田大作

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第10回本部幹部会 日蓮仏法は「師弟不二」が魂

1997.4.21 スピーチ(1996.6〜)(池田大作全集第87巻)

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17  「無冠の友」に心から感謝
 本日、ここ東京牧口記念会館には、海外五十六カ国・地域の友が参加されている。
 遠いところ、この″創価の城″に集っていただいて、私は大変にうれしい。本当にご苦労さまと申し上げたい。
 また、きょうは聖教新聞創刊四十六周年を記念して、全国の配達員の方々――「無冠の友」の代表の皆さまも元気に集われている。毎日毎日、本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。
 戸田先生は「願わくは、日本中の人に、『聖教新聞』を読ませたい」と言っておられた。遺言である。皆さま方が、その先頭を切って動いてくださっているのである。
 私も若き日に、新聞配達をした経験があるが、雨が降ったり、いやな日もたくさんあった。しかし、あの清々しい″朝の大気″。これはもう何ものにもかえがたい宝であった。
 早朝――普通の人なら、まだ休んでいる時間帯である。つらいけれども、眠っている人には味わえない、あの澄みきった空気。香しい大気。そして赫々と太陽が昇る。まさに″朝の劇″であり、荘厳な″生命の儀式″である。この気分を味わえる人は、最高に幸せな人である。
 ともかく、配達員の方々に感謝し、大事にしていただきたい。
 私も妻も、毎朝、新聞が届けられる時間になると、よく二人で合掌して感謝している。「今ごろ、新聞が届いたかもしれないね。ありがとう」と。また新聞を手に取る時も、「配達をされる無冠の友の皆さま、ありがとう」と、いつも必ずそういう思いでいる。
 幹部だから偉いのではない。役職があるから偉いのではない。一番偉いのは、折伏を行じる人である。一軒一軒訪問して、地道に家庭指導している人が一番偉いのである。
 決して、役職が上だから偉いのではない。勘違いをしてはいけない。私はここで、明言しておく。
18  きょうは、全国からは県長会議、首都圏の青年部の代表。ヤング・ミセスの代表。東北からは山形の代表の方々が参加されている。遠いところ、ご苦労さまです。また公認通訳の方々、いつも、ご苦労さまです。また、音楽隊の皆さん、見事な演奏をありがとう。満点です。
 ともかく、本日の晴れの集いに参加された皆さまを、心から祝福申し上げたい。
 学会活動は、全部が健康法に通じている。歩いたり、大勢の人と会ったり、全部が自分の健康につながっていく。勤行・唱題も素晴らしい儀式である。宇宙と一体となる儀式なのである。全部が道理にかなっている。
 「仏法と申すは道理なり」と大聖人は仰せである。だから絶対に間違いはない。何ひとつ、ムダはない。最高の人生を送っていける。
 どうか、ともどもに、この最高に正しい道を、我慢強く、また晴れ晴れと歩んでいきましょうと申し上げ、記念のスピーチとさせていただく。
 長時間、ありがとう! サンキュー! シー・ユー・アゲン! シェシェ(謝謝)! ダンケ!
 また来年も楽しく「五月三日」を、お祝いしましょう!

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