Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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カナダSGIのモントリオール総会 「聡明」即「幸福」の人生

1993.9.28 スピーチ(1993.6〜)(池田大作全集第83巻)

前後
12  妙法に生き抜いた人は、「生も歓喜」、そして「死も歓喜」となる。
 大聖人は仰せである。
 「退転なく修行して最後臨終の時を待つて御覧ぜよ、妙覚の山に走り登つて四方をきつと見るならば・あら面白や法界寂光土にして瑠璃を以つて地とし・金の繩を以つて八の道をさかへり、天より四種の花ふり虚空に音楽聞えて、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき娯楽快楽し給うぞや
 ──退転することなく仏道修行をして、最後の臨終の時を待ち、ご覧なさい。妙覚の山に走り登って、目を開いて四方を見れば、ああ面白いではないか、その世界は寂光土であり、地面は瑠璃るりでできており、黄金の縄で八つの道の境としている。天から四種の花が降り、天空には音楽が聞こえ、諸仏・菩薩は常楽我浄の風にそよめいて楽しく遊んでおられますよ──。
 「妙なる音楽」「宝石を敷き詰めた大地」「諸仏・菩薩とともに遊ぶ遊楽の境涯」──私どもの死は、苦しみの死ではなく、このような「大歓喜の死」となる。大聖人がそう仰せである。
 そして一家・一族・友人にも大福運を分けおよぼして、次の「大歓喜の生」へと出発していくのである。
13  カナダはカナダらしく、余裕をもって進んでいただきたい。たとえ冷房が壊れても、(国のシンボルである)カエデの葉を扇にし、人間に飽きたら、たくさんいるリスを友達にするとか、「何でも楽しみながら」生きていただきたい。
 私は、皆さまの幸福と健康と長寿を一生懸命、毎日、祈っている。どうか「安心」し、ともに「素晴らしい人生」を生き抜いていただきたい。

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