Nichiren・Ikeda
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昭和二十六年(四月)
「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)
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13 四月二十八日(土) 曇
一日中、暑い暑い風が吹く。
何となく、身体調子悪し。空虚な一日であった。
T建設組合の総会、午前中有り。
夜、鶴見のS宅の座談会に出席。新人来たらず。活気なし。
日蓮御房は師匠にておはせども余にこはし我等はやはらかに法華経を弘むべしと云んは螢火が日月をわらひ蟻塚が華山を下し井江が河海をあなづり烏鵠が鷺鳳をわらふなるべし、云云。(佐渡御書)
読書。
三時過ぎ、就寝。
14 四月二十九日(日) 雨
十時まで休む。疲れた身体に、疲れが、あとからあとから出て来るようだった。ここ数年間の疲労の蓄積か―――。
N氏、B氏来宅。強く議論する。
久方ぶりに、バーバーにゆく。帰り、浴場にゆく。一日中、蒸し暑い日であった。身体具合全く良からず。
吾が地区の前進のため、なつかしの馬込地区W氏宅を訪問。W氏留守にて、二時間の無駄足をしてしまう。淋しく、粛々と帰る。
来月五日夜は、M宅に折伏にゆこう。先生、必ず吾が地区も前進させますから、お許し下さい。
読書。
就寝、二時過ぎる。