Nichiren・Ikeda
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法華経の兵法
(第9・10回)
2009.3.19 「御書と師弟」
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13 君よ青年室長たれ
私は、恩師から学んだ「法華経の兵法」で戦ってきました。法華経の兵法は、通途の兵法と比較にならぬほど優れている。いな、その根底においては、孫子の兵法なども、法華経の兵法から来ているのです。
この「法華経の兵法」は真剣勝負で戦わなければ相伝できません。真剣勝負で師匠に続かなければ継承できない「広宣流布の相伝」であります。
若き日以来、私はすべての戦いを「先手必勝」「電光石火」の指揮で勝ってきました。「先んずれば人を制す」──言葉は簡単ですが、勝敗を決する大事な一点です。
あの小樽問答の勝利を喜ばれて、戸田先生は言われました。
「敵が攻めかかってきたが、守勢に回らないで、攻勢に転じて、先手先手と攻め抜いたから勝ったのだ。攻めることが肝心なのだ」
戦いが後手に回った場合、手間が2倍かかり、効果は少ない。先手を打つならば、皆も元気に進んでいけるし、効果は2倍になる。わずかな差でも、効果・影響はまったく違ってきます。スピードが勝負です。
法華経は、勇猛果敢にすべてに勝ちゆく法則です。
ともあれ、師弟不二の闘魂を燃え上がらせ、異体同心のスクラムで前進するならば、いかなる障魔が競い起ころうとも「「諸余怨敵・皆悉摧滅」の金言むなしかるべからず」であります。
我らは妙法の革命児です。学会は学会らしく、鍛錬し抜いた生命力で進んでいくのです。
「師子王の心」で勝つのです。
なかんずく、広布第二幕の勝利を決する青年部の諸君に、私は万感の思いで叫びたい。
君よ、今こそ「法華経の兵法」で立ち上がれ! 不惜の精神で戦おうではないか! 一人一人が、私の分身の青年室長となって、痛快に勝ちまくれ!
法華経に
勝る兵法
これ無しと
縦横無尽に
勝ちゆく人たれ