Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「凡夫即極」の人間学 (第5回)

2008.1.22 「御書と師弟」

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5  「民が子」の誇りで
 日蓮大聖人は、「民の子」であると言い切っておられた。
 「日蓮は中国・都の者にもあらず・辺国の将軍等の子息にもあらず・遠国の者・民が子」「日蓮は安房の国・東条片海の石中の賤民が子なり」等と仰せです。
 日蓮仏法は、貴族仏教ではない。どこまでも民衆仏教です。
 牧口先生は、ご自身を「素と之れ荒浜の一寒民」と言われた。戸田先生も「私も北海道の貧乏な漁師の忰だよ」「それを何よりも誇りとしているのだ」とおっしゃっていました。
 私も、大田の貧しい海苔屋の息子です。庶民であることを誉れとする心こそ、創価の三代を貫く精神なのです。

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