Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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カナダ・アメリカ最高代表者会議 「良識」「着実」「人格」が発展の上台

1991.9.30 スピーチ(1991.7〜)(池田大作全集第78巻)

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16  われらは御本仏の眷属
 大聖人は、こうした釈をとおして、大聖人こそ「本従の師」であり、「根源の師」であられることを教えておられる。「最蓮房御返事」などにも、同様の御指南が拝される。
 私どもは、どこまでも「御本仏の眷属」である。そして御本仏の仏意仏勅で出現した「創価学会」「SGI」によって発心し、養育され、成仏へと歩んでいる、まことに御本仏に結縁深き仏子の集いである。
 御本仏につつまれ、世界に広がった、この″妙法の大地″で育った私どもは、この大地で花を咲かせ、実を結ぶことが、御書に照らして正しき道なのである。(拍手)
 また私どもは、この″広布前進の世界″に、生き、死に、また生まれてくる。真の妙法の同志の縁は三世に続くのである。
 御書に、天台の『法華玄義』の文を引かれて、「有縁の者何ぞ来らざるを得んたとえば百川の海に潮す応須が如し縁にひかれて応生すること亦復是くの如し
 ――縁ある者がどうして生まれてこないことがあろうか。たとえば、百の川がすべて海に集まり注ぐようなものである。縁にひかれて生まれてくる(同じ仏の世界に必ず生まれてくる)こともまた、同じ原理である――と。
 私どもは、この″御本仏の世界″である″広宣流布の大海″に、来世もまた次の世も生まれ、活躍していくことができる。三世永遠に大福徳の人生行路を満喫しきっていける。これほどありがたいことはない。これほどの喜びはない。
 ゆえに、「三世の果てまで同志なり」と定めた一念が、成仏への軌道を固めていく。私どもは、この根本軌道をまっすぐに進んでいけばよいのである。
 ともあれ、皆が「幸福」になるための仏法である。皆が「安心」し「満足」していけるための組織である。
 アメリカにおいても、カナダにおいても、どこまでも仲良く、心と心の通い合う、「世界一楽しいSGI家族」の前進をとお願いし、本日の話としたい。
 (ロサンゼルス近郊)

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