Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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福井本部幹部会 信心の達人めざせ

1967.8.14 「池田大作全集」第3巻

前後
5  御本尊は、宇宙全体の本源の縮図ですから、信心をすれば、自分自身の境涯が奥底から開いていくのは当然の法理です。その反対に、信心している人を怨嫉し御本尊を批判すれば、結局、自分が損をします。したがって御本尊を疑わずに実践しきっていくなら、自分が幸福になり、どのような問題も、やがて解決するのは決まっています。この「無疑日信」の強い強い自覚と決意をもって、また十年信心していない人は十年を目標として、また、十年に達した人は二十年を目標に、大聖人の御金言を実践していただきたい。(拍手)
 私は、東京から題目を送ります。皆さん方は、それをしっかりうけて、妙法の広布という自己の使命を果たしながら、社会にあって学会活動がいちばん楽しい、御本尊を信ずるのがいちばん楽しい、生活、仕事が楽しいという人生を送っていただきたい。それ自体が衆生所遊楽であります。そういう“信心の達人”になるまでがんばってください。(拍手)
 私どもの入信以前が希望なき人生であったように、御本尊を疑い学会から離れて退転すれば地獄です。また自己の成長を目指し、新社会建設のために妙法を根底に努力し、精進することを怠れば、すなわち前に進まなければ“進まざるを退転という”で、やはり苦しまねばなりません。したがって、衆生所遊楽の境涯にはいるまで、お互いにさらに前進すべくもう一歩がんばろうではありませんか。ともあれ私は、皆さん方を邪悪で傲慢な勢力から守り、皆さん方が人生、社会のヒノキ舞台で思う存分、活動できるように、その道を開くために、生涯、真剣に戦っていくことを強く訴えて、私の話といたします。(拍手)

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