Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第82回臨時本部幹部会 明るく折伏前進

1967.2.5 「池田大作全集」第3巻

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3  二月は伝統の「折伏の月」であります。学会は毎年、二月を契機にして、大きく一年間の推進をしてまいりました。私は、衆院選挙も終わったのだし、皆さん方にゆっくり休養していただきたい。しかし、大聖人の弟子として、なすべきことはしなければならない。
 二月は、たしかに大聖人のご誕生の月であります。また、たしかに戸田前会長の誕生の月でありますが、代々の会長の誕生日であるとか、命日であるとか、そういうことをいちいち理由にする必要はありません。かえって新興宗教と間違えられます。(笑い)
 昭和二十七年の二月、このとき私は蒲田支部の支部幹事をしておりました。当時は、折伏に非常に苦労していたころで、支部でも、月に四十世帯とか、三十世帯とか、最高でも、せいぜい九十数世帯で、百世帯は絶対に突破できなかった。そのときに、支部長に私が話をして、蒲田支部で二月に二百世帯の折伏を行なおうと決意したのです。その結果、悠々と二百世帯を突破し、それから全学会が大きく動き始め、折伏がどんどん進むようになったのです。それ以後、二月がひとつの伝統になって、この月が学会にとっていちばん発展する月となった。これが「伝統の月」となった理由です。
 なにも二月に必ず伝統をつくらなければならないという必要はありません。わが支部は二月に思うようにいかなかったら、三月に躍進しよう。(笑い)また、三月にできなかったら四月だと、それでもかまわない。(笑い)ただし、二月に大聖人がご誕生になったということは、深い不思議があると思います。法華経は「冬の信心」であるなど、やはり意味があることでしょう。
 いずれにしても、その二月が学会の「伝統の月」になったという事実、これは、十何年間の学会の歴史において変わらぬ実相です。その意味において、特に壮年部が推進力としてがんばってください。(拍手)婦人部、女子部の方は、ふだん苦労しているから、二月は寒いからゆっくりしてください。(笑い)
 二月の幹部会には、選挙の疲れも全部いやし、仕事もしっかり行ない、家庭も確立し、みんな伸びのびと明るく集まろうではありませんか。(拍手)大聖人の御書に照らし、自分自身の宿命を打破し、人間革命をしていくという自覚に立って、実践しきっていこうではありませんか。(拍手)

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