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「8・24」記念各部代表者合同研修会 永遠に異体同心の団結で

1986.8.24 「広布と人生を語る」第10巻

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11  次代を青年に託して
 戸田先生は昭和二十七年、青年部研究発表会の席上、広布と学会の未来を担いゆく青年部に、次のように話されている。
 「三代会長は、青年部に渡す。牧口門下には渡しません。なぜかといえば、老人だからです。ゆずる会長はひとりでありますが、そのときに分裂があってはなりません。いまの牧口門下がわたくしを支えるように、三代会長を戸田門下が支えていきなさい。わたくしは広宣流布のために、身を捨てます。その屍が、品川の沖に、また、どこにさらされようとも、三代会長を支えていくならば、絶対に広宣流布はできます」と。
 戸田先生は、いっさいを次代の青年に託された。代々の会長を中心としての団結の前進があれば、かならず広宣流布を進めることができると教えられたわけである。当時、だれが、今日の世界的な広布の広がりと学会の発展を、予測することができたであろうか。こう思うとき、恩師の指導、教えの偉大さを、しみじみと痛感せざるをえない。学会にあっては、これからも現秋谷会長をはじめ代々の会長を、鉄の団結で支えていっていただきたい。
 本日は、若き後継の友が多く集っておられるので、戸田先生の指導を通しながら、心にあることを率直に語らせていただいた。どうか、このなかから、若き諸君が、仏法と信心の深さ、学会の使命と意義を感じとってくださればと願ってやまない。

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