Nichiren・Ikeda
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東京第八総合本部幹部会
信強く信深き人生を
1986.6.3 「広布と人生を語る」第9巻
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15 これに対し、日蓮大聖人は「因果倶時」の大法を明かされたのである。
すなわち、過去に富める「原因」がなくしても、大御本尊を信受し、自行化他にわたって南無妙法蓮華経と唱えゆくとき、富みゆく「因」をつくることができる。そして「因果供時」の法であるから、富める「果報」を同時に得ることができるのである。
これは経済面という一面に即して述べたわけであるが、生涯、永遠にわたる不滅の幸福を今世の信心で確立していける「一生成仏」の仏法が、日蓮大聖人の仏法である。その意味において、どうか皆さまは、いよいよ”信強く”また”信深く”、栄光の人生を築ききっていただきたい。