Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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「5・3」記念中部の各賞合同授賞式 歓喜で広宣流布を

1986.5.7 「広布と人生を語る」第8巻

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7  ともあれ、わが妙法の同志である皆さま方は、すばらしい人生、朗らかな人生を築いていただきたい。そのためにも「題目即歓喜」の広布の人生道を、最後まで歩みぬいていくことだ。
 広宣流布という壮大にして確固とした目標をもたない人生は、結局は、萎縮と後退の生き方にならざるをえない。唱題という大歓喜の生命をもたないゆえに、つねに小さなことで不平、不満をもらしつつ、人生を終えてしまうことがあまりにも多い。
 これに対し、妙法弘通という最極にして最大の目標に立った人は、崇高な目的観をもった人である。その題目の大功徳は、現実生活のいっさいの苦楽を、大歓喜へと開いていくことができるのである。
 日蓮大聖人は「苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとなへさせ給へ」と仰せである。
 皆さま方は朗々たる「大歓喜」の唱題とともに、「苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき」ゆくすばらしき人生道を歩み、栄光の人生を飾りゆかれんことを、心から念願してやまない。
 ともかく、中部にとって本年最大の山である世界青年平和文化祭をみごとに登攀し、一人ひとりが、この一年が五年にも十年にも匹敵したといえる、功徳と人生の深みを刻んでいっていただきたい。

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