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日蓮大聖人・池田大作

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ダラス会館開館十周年記念勤行会 一人一人の生命に”平和の基地”を

1984.2.15 「広布と人生を語る」第6巻

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5  四条金吾殿御返事に「受くるは・やすく持つはかたし・さる間・成仏は持つにあり」との御聖訓がある。
 いかなる三障四魔があっても、絶対に「御本尊」から離れてはならない。厳しい生活のなかにあって、ここにのみ幸福への基地が厳然としてあるからだ。御本尊から離れれば、それまでいくら信心に励み、また、いくら幸福境涯にあったとしても“不幸の宇宙”へと飛んでいってしまうのである。
 「ケネディ宇宙センター」も発射のためにはつねに整備し、発射器具を磨き点検していかなければ、さびて使用できなくなる。同じくわが生命も信心によってつねに磨かなくてはいけない。これこそ勤行であり、行学である。
 基地は戦争のための基地であってはならない。平和と幸福のための基地でなくてはならない。この地球上にある邪悪の基地を一掃し、一人ひとりの生命の“平和への基地”を完成していくのが、私どもの広宣流布運動の使命なのである。そのために一人ひとりが妙法の生命の“平和の基地”をさらに堅固につくりあげていただきたい。

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