Nichiren・Ikeda
Search & Study
第一回SGIスイス総会
妙法は永遠に中道
1983.6.11 「広布と人生を語る」第5巻
前後
3 南無妙法蓮華経の御本尊は、いっさいの宗教、思想、哲学の根本中の根本であり、宇宙の根源の法である。ゆえに、御本尊への深き信に立った唱題、大聖人の仰せどおりの勇気ある実践に、想像もできない功徳の実証、人生勝利の証があることはまちがいないと確信されたい。
だが、木も一年や二年では大木にならない。子供も、すぐには大人にならない。
五年、十年、二十年と歳月を経て、木が大木へと成長していくがごとく、信心もまた持続が大事なのである。持続なくして、大いなる功徳の花は咲かないことを知らねばならない。
仏法の偉大さは、厳然たる「因果の理法」にあり、現証が明確に示されることにある。深き祈りなくして、福運の人生も、罪障消滅もない。強き信心なくして所願満足の人生はない。自分自身に、また生活のなかに、あるいは仕事のうえに、偉大なる御本尊の功徳を実感できるような信心でなければならない。
どれほど日蓮正宗の仏法が偉大であるか、また、仏法の実践によっていかにすばらしき人生を生きていけるものなのかを実証する、妥協なき信仰実践であっていただきたい。