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日蓮大聖人・池田大作

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広宣の誓いを胸に二十一世紀へ羽ばたけ 「高校新報」

1984.1.1 「広布と人生を語る」第5巻

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3  無形ではあっても強き一念は、すばらしき有形の歴史を構築していくともいえる。三十年前に現在の創価学会の姿を予想した人はだれもいなかった。と同じように、二十一世紀の諸君たちの活躍が、どれほどの広がりと深さをもって展開されるか、だれ人も予想できないでしょう。ただそれは、強き誓願の君たちの胸中に秘められていることであると信じます。
 御書に「願くは我が弟子等・大願ををこせ」との御金言があります。また「大願とは法華弘通なり」とも仰せです。すなわち、広宣流布こそ大聖人門下の人生の目的であり、願いであるということです。若き日にこの妙法と巡りあい、広布誓願の正道を歩みゆく諸君の人生こそ、最高にして永遠の財産を築きゆくことを確信していただきたい。
 最後に、青春時代、とくに高校時代は大事な人生の分岐点に立っている時であるといってよいでしょう。であればこそ、甘えを排し、現実の勉学にしっかり取り組み、体を鍛えながら将来のために力をたくわえていってください。諸君のこの一年の成長と健康を心から祈っております。

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