Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第七回全国通信員大会 民衆運動と言論の使命

1983.5.14 「広布と人生を語る」第4巻

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5  私は多くの著名の記者、海外の特派員と会ってきた。社を代表し単身日本を訪れ、取材をし記事を送る。彼らのもつ英知、人間性、鋭い筆力にはつねづね関心させられた。人間的な差、修行・研鑽の差、責任感の差というものはどうしようもないものがある。
 真剣なる自分との戦いがなく、永遠に記録として残そうとの責任感もない文というものは、すでに”死んだ文“であり、感動も、波動性もない。そうであってはならない。
 戸田先生は「日本中の人に聖教新聞を読ませたいものだ」といわれていた。聖教新聞を発刊された戸田先生の心を深く体しての、日々の研鑽であっていただきたい。
 自分の仕事をもち、広布の活動の多忙ななかで、通信員としての任を果たしてくださっている皆さん方の労苦に、心から敬意を表したい。皆さん方のご健勝を御本尊に深く御祈念させていただいている。
 ここで、通信員の方々の功労をたたえ「広布通信員の碑」をよき場所を選んで建立することを提案したい(大拍手)。そして通信員全員の氏名を刻んで永遠に残したい。
 どうかこれからも、あらゆるところで真実の声を、正義の主張を展開していただきたい。 暑い季節に向かう折でもあり、くれぐれも健康に留意し、職場を大切にしながら、日々新なる心での前進をお願いしたい。明年再び、一歩成長の姿でお会いできることを念願し、私の話としたい。

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