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日蓮大聖人・池田大作

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「創価学会の日」記念勤行会 仏道修行は自己自身の鍛錬

1983.5.3 「広布と人生を語る」第4巻

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3  われらはかずかずの苦節の嵐にあいながらも、そのたびごとに変毒為薬し、勝利の大道を進んできた。学会は、昭和二十六年に実質的な再出発をしてより、本日で三十二年。”三十二歳“のひじょうに意義深い使命の、清新にして壮んなる年代に入った。
 思えば、大聖人の立宗宣言も聖寿三十二歳のときであられた。ゆえに、新たな広布への誓いの意味もこめ、再び潔い清新の信心に立って、二〇〇一年五月三日、そして立宗七百五十年の大佳節をめざして、ともどもに前進をお願いしたい。
 精神的、肉体的な鍛練をとおし、自己の完成をめざしたのが修行である。今日の学校での勉学も、体力増進のためのさまざまな努力も、同様である。御本尊を根本とした広宣流布へのわれらの行動は、すべて人格の完成、幸せ、永遠の生命の大福運をつみゆくための修行なのである。
 妙法の修行は、幸せと健康と人格形成への歩みである。仏道修行がいやになったり、歩みを止めることは、自身の敗北となる。「われらの修行はいっさいが、幸福と充実と宿命転換へと向かいゆく活動なのだ」との信心の一念を定めての日々の行動であっていただきたい。

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