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日蓮大聖人・池田大作

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「創価学会の日」記念勤行会 無量無辺の功徳開く信心を

1983.5.1 「広布と人生を語る」第4巻

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3  再び「五月三日」を迎える。五月は晴ればれとしたさわやかな季節であり、三日は意義深き「創価学会の日」である。それは、大福運と歓喜の創価学会の象徴の日である。
 学会は、代々の御法主上人の御慈悲と戸田先生のおかげで、未曾有の折伏を成し遂げた。正本堂、大客殿をはじめ多くの寺院を御供養申し上げた。各地に広布の牙城を建設し、同志を励まし立派な信者にと育ててもきた。広布の大河を世界にまで広げた。その功徳ははかりしれないと確信する。
 われわれは大功徳をつんでいる。それをどこまで開くかは、各人の信心である。
 胸中の信心を閉じ、策や組織利用のいやしき心に動かされているかぎり、功徳の扉は開かない。御本尊を信じ、学会とともに広布へ進みゆく、喜びの信心、感謝の信心に、功徳の扉は開くのである。
 功徳の宝は、すでに厳然と存在しているのである。これからは、その宝庫を開きゆく信心、祈り、行動、境涯であっていただきたい。開かれた一人ひとりの功徳、境涯は、社会へとつらなり、社会の福運をも大きく開いていくことを確信されたい。
 世界への広布の行動の功徳も、一ブロックで数人の同志を激励し、折伏をしていく功徳もその功徳に違いはない。
 「一色一香中道に非ざること無し」で、すべて十界互具、一念三千の当体である。大宇宙もまた一念三千の当体である。ゆえに、南無妙法蓮華経を根本とした行動の功徳は、いずれの地にあっても等しいのである。

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