Nichiren・Ikeda
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第一回第二東京総会
信心の団結こそ学会の宝
1983.4.28 「広布と人生を語る」第4巻
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3 広大な宇宙空間に存在するといわれる「ブラックホール」では、いっさいのものが、ものすごい速さで吸い込まれている。光さえも、そこから脱出することができず、吸い込まれていく。その存在は、宇宙空間における「地獄界」といってもよい。すべてを取り込んでいく状況は、あたかも強欲のエゴの心があらゆるものを自分のものとするような生命に類似している。エゴの心の終局は、みずからの破滅である。
ゆえに、どこまでも御本尊への感謝、謙虚な信心の心を失ってはならない。世間の財宝も、地位も、名誉もけっして生命の飾りとはならない。唱題の功徳こそ永遠の生命の財となりゆくのである。どうか、どこまでも信心と広布に進みゆく輝く人生であっていただきたい。