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日蓮大聖人・池田大作

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中野区記念幹部会 信仰で実像の幸せ確立

1983.1.20 「広布と人生を語る」第4巻

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10  難があったときに、それを避けたり、退転をしたほうが楽かもしれない。しかし、そうはいかないのが妙法の峻厳なる法則であり、これがまた、大慈悲ではないかと考える。
 晩年の神尾さんはまことに健康であり、長寿であった。創価大学の教授として功績を残され、ほんとうに所願満足の人生であられた。
 神尾さんは学者でありながら情熱家であった。中心者がそうであったから、中野支部は熱血漢が多かった。多くの人材も育っている。青木、森田、名古屋の北村副会長がそうだし、創大の篠原誠さんがそうだ。
 また、亡くなった東大出身の飛田敏彦さん(当時総務)も優秀だった。いまは子供さんたちも立派に成長している。さらに渡部一郎さん(衆議院議長)、藤原行正さん(都議会議員)らも、中野支部から育っている。
 この”人材の宝庫”としての、中野の伝統の流れは、立派に受け継いでいただきたい。ともあれ、中野はインテリの人が多かった。学会は、これらの知性派と庶民派が絶妙に融合し、助けあい、励まし合いながら、今日の大発展を築き上げてきたのである。
11  中野兄弟会館の完成が間近であるし、重要な広布の位置を占めてきた中野の伝統の歴史をさらに確固たるものにしていただきたい。
 どうか山崎中野長を中心に、互いに助けあい、補いあって、素晴らしい中野を築いていただきたい。そして、すばらしい人生のために、すばらしい信仰即生活のために、団結の精進であっていただきたい。

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