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日蓮大聖人・池田大作

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第三祖日目上人第六百五十回遠忌大法会 猊下を厳護し雄渾の前進

1982.12.16 「広布と人生を語る」第4巻

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2  さて、明年一月には、御法主日顕上人猊下におかれましては、御宗門はじまって以来初の、遠く南米にまで御親教あそばされるとうけたまわっております。私はこの一事をうかがうにつけ、いよいよ世界広布が、日輪が中天に進むがごとく、広がっていくことの瑞相と拝するものでございます。この席をお借りしまして、御法主日顕上人猊下の御親教が、無事御平安であられますよう、心よりお祈り申し上げるものでございます。
 ともあれ、私どもは昨夜の猊下の御説法にもありましたごとく、混迷と大乱の社会と世界の実情をみるにつけ、「大悪は大善の来るべき瑞相なり、一閻浮提うちみだすならば閻浮提内広令流布はよも疑い候はじ」との御聖訓を確信したてまつり、宗祖日蓮大聖人、第二祖日興上人、第三祖日目上人の御心を深く深く体したてまつりながら、私たち地涌の戦士はいよいよ信カ、行力を奮い起こし、僧俗一致をもって、どこまでも第六十七世日顕上人猊下を厳護申し上げ、雄渾の信心で明年もまた、新たなる建設への前進をここにお誓いするものでございます。
 終わりに、御法主日顕上人猊下のますますの御健勝と、日蓮正宗の大発展と、信徒各位のいよいよ大福運につつまれた人生であられますことをお祈り申し上げ、謹んでお祝いのごあいさつとさせていただきます。

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