Nichiren・Ikeda
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第7回文京会総会
「現当二世」の峻厳な信心を
1982.4.26 「広布と人生を語る」第3巻
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7 また、同志が病気になったり、事故を起こしたり、不慮の災害にあったりした場合など、会員同志の真心からの祈り、真心からの見舞いと応援は、まことに尊く、絶大なものがある。時には親戚、友人以上に献身的ですらある。これほど美しく、これほど尊く、これほどありがたい、心と心の人間連帯の世界がいずこにあろうか。
ゆえに私どもは、この世界に感謝し、守っていかなければならない。一人ひとりの会員を大切にし、広宣流布という仏道修行を何よりも大切にしていかなければならないのである。
いざという場合に、心からの守りをしてくださる方が、もっとも大切である。これらの方々は、真剣に御本尊に御祈念し、諸天善神の働きをしてくださる方々である。ゆめゆめ軽んじてはならない。
幹部は、さわやかでなければいけない。人と接する場合が多いゆえに、つねにさわやかな姿で接していただきたい。
また幹部は、すべてを知ったつもりになることは禁物である。そこから増上慢になってしまうからである。無限に求道の心をもつことが、御聖訓にかなった信心なのである。
8 最後に、栄光ある「文京会」の皆さま方は、全国各地にあって、それぞれの立場で人材の柱であってほしい。いかに世法を迎合する人が出ようと、世間がどういおうとも、文京時代につちかったあの学会精神を生涯忘れてはならない。それぞれの地域で一人ひとりが信心の灯火となっていただきたい。
重ねて皆さまのご健闘とご健康を祈り、本日の祝福とさせていただく。