Nichiren・Ikeda
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金城会、波涛会合同総会
生涯”水の信心”忘るを
1982.3.28 「広布と人生を語る」第3巻
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9 波濤会の方々のご無事を祈ってやまない。また、本日は航海中の方々も多いと聞いているが、くれぐれもよろしくお伝え願いたい。
私は、永年のあいだ病弱であった。だが、ひとたび決めたこの道を十九歳で歩み始めた。そのとき「荒れ狂う怒濤に向かいて撓まぬは、日の本背負う若人なりけり」と決意した。ゆえに、その決意どおり、あらゆる中傷、批判の怒濤があっても恐れないのである。いまは、日本のみならず世界にも、後輩のために大切な正法流布の道を拓かんと奔走しているのである。「怒濤会」では、荒々しい名前なので、(大笑い)「波濤会」となったと記憶している。
また金城会の方々は年長になっても、第十期、第十五期と、あとに続く後輩たちが成長していく姿を、ほほえみながら見守っていける先輩であっていただきたい。
きょう参加の方々の、ますますのご活躍と成長を祈ってあいさつとさせていただく。