Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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日立会館落成五周年記念勤行会 広布のための祈りと人生を

1982.2.10 「広布と人生を語る」第3巻

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4  大聖人の大慈大悲は、御本尊に祈って幸福になりなさいということである。さらに大聖人は、みずからが幸福になるとともに、人をも幸福にしていく道を教えてくださった。すなわち、広宣流布せよとの御遺命である。私どもの信心はこの一点、すなわち広宣流布を願っての、日々の活動であり人生でなければならない。祈りもまた同じである。
 広宣流布のために現実の社会での実証を、広宣流布のために健康を、広宣流布のために財力を、広宣流布のために子等の成長を等々−−その強くして大きく広い願望の祈りが、大切であると思えてならない。
5  最後に御書の一節を拝したい。
 「然る間・仏の名を唱へ経巻をよみ華をちらし香をひねるまでも皆我が一念に納めたる功徳善根なりと信心を取るべきなり
 「天より四種の花ふり虚空に音楽聞えて、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき娯楽快楽し給うぞや、我れ等も其の数に列なりて遊戯し楽むべき事はや近づけり、信心弱くしてはかかる目出たき所に行くべからず行くべからず
 ともあれ、大御本尊につねに感謝ある信心強き人は幸いなりと、強く申し上げたい。

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