Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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熊本文化会館落成5周年記念自由勤行会 地涌の勇士として生きぬけ

1981.12.15 「広布と人生を語る」第2巻

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4  御書に「白馬は日蓮なり・白鳥は我らが一門なり。白馬のなくは我等が南無妙法蓮華経のこえなり、此の声をきかせ給う梵天・帝釈・日月・四天等いかでか色をましひかりをさかんになし給はざるべき、いかでか我等を守護し給はざるべきと・つよづよと・をぼしめすべし」(御書一〇六五=)と仰せである。
 昔、輪陀王という王がいた。この王は白馬のいななきを聞いて威光勢力をまし、またこの白馬は白鳥を見て鳴いたという。あるとき、白馬が急に姿を消したため、白馬のいななきが途絶え、王の力は急に衰えてしまった。白馬を鳴かせる為に、いっさいの外道が集い祈ったがまったく効果はなく、最後に馬鳴菩薩が現れ祈願したところ、白馬が現れ、再び世の中はたいへん繁栄した。
 大聖人の仏法にあてはめるならば、白馬は日蓮大聖人であられ、白馬は法を求める民衆である。白鳥を見ないと白馬は鳴かない。民衆がいるから、仏は出現されるのである。御本尊に唱えたてまつる題目の声が諸天の威光勢力をまし、われらを守護するのである。その絶対の確信をもって進んでいただきたい。
 最後に城南ならびに天草の同志の、いやましてのご精進と団結と、福運を心からお祈り申し上げ、あいさつとしたい。

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