Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第1回NSA信心懇談会 潔い信心で常楽我浄の人生を

1981.1.21 「広布と人生を語る」第1巻

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4  飛行機にもエンジンがある。自動車にもエンジンがある。そのエンジンの強弱によって、走る速度も違ってくる。と同じように、一個の人間の生命力のエンジンは信心にたとえられるであろう。その信心の強弱によって、その人の人生の深さ、広さというものも決定されていくにちがいない。すなわち、その人のもつ生命力を、またエンジンをいかに強力なものにしていくかによって、その人生のもつ価値も大きく変わっていくにちがいない。
 ある科学者は、人間は、自分の脳の三分の一も使いきらないで一生を終わると論じていたことがある。生命力もまた同じといってよい。一個の生命が保持している生命の力を、最大限に出せることは幸せなことである。
 生命力が強ければ、病弱な体も健康となる。医学も生かしきっていける。色心ともに健康で、悔いなき人生を送りきっている人は少ないといってよい。妙法という大法則の力を、この自身の生命に湧現させながら生きぬくところに、不幸という気流を避け、三悪道を避け、遭遇すべき突発的な嵐を避けていけるのであり、つねに御本尊に導かれながら、ちょうど完璧なレーダーに導かれるように、常楽我浄の見えざる軌道を歩んでいけるのである。そのためにも、御本尊への強くして潔い信心が大切になってくるのである。(サンタモニカ・世界文化センター)

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