Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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ハワイでの第一回御書研鑽会 「開目抄」に御本仏の大慈悲を拝す

1981.1.19 「広布と人生を語る」第1巻

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16  ともかく、仏法実践の根本精神は、この仏の慈悲にある。暴力を否定し、犠牲者をつくらず、一人ひとりに尊厳なる仏界という生命を湧現させながら、すべての人々が最大の人生の喜びを満喫していくことにある。また、すべての国々において、すべての人々が活力をもって仏法という人間尊厳への法を根本として、未来に文化的、平和的社会の繁栄を創造していくことが目的である。
 最後に、信心は即生活である。観念ではない。現実である。生活、現実の源泉力なのである。ゆえに、この大慈大悲の御本仏の生命の御当体であられる御本尊に唱題し、人間としても、生活のうえでも、社会の現実のうえでも、多くの人々から、「日蓮大聖人の仏法の信仰者はこんなにも立派であるのか」といわれる、見事なお一人お一人になっていかれることを祈って、本日の私の話としたい。(ハワイ会館)

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