Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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宗祖日蓮大聖人第七百御遠忌大法会 外護の信心で広布へ

1981.10.16 「広布と人生を語る」第1巻

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3  上野殿御返事にいわく、
 「願くは我が弟子等・大願ををこせ、去年去去年のやくびやう疫病に死にし人人の・かずにも入らず、又当時・蒙古のめに・まぬかるべしともみへず、とにかくに死は一定なり、其の時のなげきは・たうじ当時のごとし、をなじくは・かりにも法華経のゆへに命をすてよ、つゆを大海にあつらへ・ちりを大地にうづむとをもへ
 また富木入道殿御返事にいわく、
 「命限り有り惜む可からず遂に願う可きは仏国也
 また如説修行抄にいわく、
 「一期を過ぐる事程も無ければいかに強敵重なるとも・ゆめゆめ退する心なかれ恐るる心なかれ」と。
 この御聖訓を胸中深く秘めつつ、晴ればれとした本日より、いま再び日蓮大聖人の御過命たる広宣流布大願成就のため、いわれなき中傷、批判を毒鼓の縁となしながら勇猛精進してまいる決意でございます。
 終わりに、日蓮正宗総本山のますますの御隆昌、御法主目顔上人猊下のますますの御健勝、ならびに全信徒各位の御多幸を衷心よりお祈り申し上げ、私のお祝いのあいさつとさせていただきます。

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