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日蓮大聖人・池田大作

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高知支部結成22周年記念幹部会 身近な生活基盤を盤石に

1978.12.5 「広布第二章の指針」第14巻

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4  御本尊の功徳は万人に平等
 法華経の「普賢菩薩勧発品」に次のような文がある。
 「普賢、若し後の世に於いて、是の経典を受持し、読誦而せん者は、是の人復、衣服、臥具、飲食、資生の物に貧著せじ所願虚しからじ。亦現世に於いて、其の福報を得ん」(大石寺版「妙法蓮華経並開結」670㌻)
 この経文からわかるとおり、末法の法華経である三大秘法の御本尊の偉大なる功徳は万人にあまねく平等である。御本尊を受持し、如説修行しゆく人は皆、所願満足の境涯に入っていくのである。
 現代の如説修行とは、大聖人の仏法の自行化他にわたる実践であり、広宣流布に生きぬくことである。そのために、なによりも重要なことは、勇気ある信心を貫くことに尽きる。そして、信心とは結局は、大御本尊に対し奉る確信である。
 高知の友は、いかなる苦難にも一歩も退かず、信心の誉れの凱歌をあげゆく大果報の一人ひとりになってもらいたい。
 さらに「若し人有って、之を軽殿して言わん(中略)若しは実にもあれ、若しは不実にもあれ、此の人は現世に白癩の病を得ん。若し之を軽笑すること有ん者は、当に世世に、牙歯疎欠、醜脣平鼻、手脚繚戻し、眼目角睞……諸の悪重病あるべし」(同671㌻)ともある。
 これは、御本尊を誹謗し、あるいは、如説修行に生きる人を軽段する者の、絶対にまぬかれることのできない結末であり、妙法の厳しき因果の法理である。
 また、怨嫉は功徳を消す大敵であるゆえに、せっかくの大功徳を積みゆく人生軌道にありながら、つまらない怨嫉などをして功徳を消すことのないよう、所願満足の心晴ればれとした一生をかざっていただきたい。

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