Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

戸塚文化会館開館1周年記念勤行会 ”五つの指針”の路線を前進

1978.11.22 「広布第二章の指針」第14巻

前後
4  〈4〉指導力の向上
 学会は、牧口会長以来、指導主義である。あくまでも、大御本尊様により強く深い信心をもって向かわせるための指導である。
 ゆえに、信心即生活、仏法即社会の原理の上から、人々の悩み、社会人としてのあり方をば、信心を基盤としながら指さし、教え導くことである。
 また指導は、叱ることではない。感情的であってはならない。納得と理解の上から、その人の勇猛なる信心を奮い起こさせていくことである。全員が、力ある信心の指導者となっていただきたい。
 みずからがわからない場合には、先輩を紹介することも指導のあり方の一つである。
5  〈5〉社会に有為な人材に
 今までも学会は、あらゆる分野、階層に、人材を送り出してきた。組織の論理のなかだけにとどまるのではなく、あらゆる分野の人材として、社会、世界に貢献できうる多数の人々を送り出さなければならない。ここに、学会の使命と存在価値がある。われわれは在家であり、社会人であるがゆえに、社会に貢献する使命がある。
 正法を信心した人が数多く社会、世界で活躍する姿それじたいが、立派な広宣流布の立証であるといってよい。社会に大正法を開き、その社会のなかに有為な人材が多数活躍していかなければ、学会は社会と断絶してしまう。これでは、正法を広げるのではなく狭めてしまうおそれがある。
 ゆえに、信心強き人材をみがきにみがき、ありとあらゆる分野に送り出すことを、重要なる使命とされたい。

1
4