Nichiren・Ikeda
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第2回福井県勤行会
強信貫き広布の旗を高らかに
1978.9.9 「広布第二章の指針」第14巻
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1 今まで福井に対して本部の指導がおろそかになってきた面があった。これは、あくまでも本部の責任である。きょうからは、県長を中心に一致協力して、幸福の王者をめざして前進されたい。
待望の武生文化会館も、本年いっぱいで完成の予定と聞く。私たちも全力をあげて応援させていただくつもりである。どうか新しい広宣流布の福井を、勇気をもって築いていただきたい。
仏法は勝負である。けっして自分に負けてはならない。悪縁に紛動されてもならない。いまふたたび声高らかに強盛の題目を唱えながら、功徳の福井になっていただきたい。
2 かつては、お金もなく何里もの道のりを歩みながら折伏をしてきたことを忘れまい。また、三障四魔のなか、一人、二人と粘り強く折伏をしてきたあの感激を忘れまい。また、一人の人を折伏するために何十時間と題目をあげながら、生きいきと広布に挺身してきたあの日を忘れまい。ともかく寝食を忘れて、家庭を顧みる余裕もなく、大聖人の弟子として御遣命の折伏に命がけで戦いぬいた、あの崇高な信心を忘れまい。
戸田前会長は「辛くとも 嘆くな友よ 明日の日に 広宣流布の 楽土をぞ見ん」との和歌を詠まれた。これは、いつの時代でも同じ決意で繰り返しながら前進していくべき道理であることを忘れてはならない。
僧俗ともに大御本尊様を信じ奉り、御法主上人の門下である。したがって、かならず理想的な僧俗和合の時代が来るのを確信していくべきである。