Nichiren・Ikeda
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第23回全国県長会議
強盛なる信心で明るい地域に
1978.9.7 「広布第二章の指針」第14巻
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2 われわれは宗門を外護していく立場として、いかなることがあったとしてもけっしてあらそってはならない。永久に僧俗和合していくことが私どもの根本精神であることを銘記されたい。
大御本尊様は絶対であられる。また御法主日達上人視下の大慈悲を信じ奉って、私どもの目的である広宣流布に進んでいっていただきたい。
ともかく折伏弘教の功徳は、その尊き実践に挺身した人に帰着するのだ。この確信を忘れないでわれわれは前進していけばよいのである。
3 広布の決定線はあくまでも地域である。それぞれの地域をもっとも知悉しておられるのが皆さん方である。したがって、みずからの地域のために強盛なる祈りをもって対応願いたい。
目立たないところで努力しておられる人々を最大に尊重していっていただきたい。そうした人々に光をあて守っていくのが指導者の任務である。光の当たらない地域や人々のために動き接することである。ともかく、多くの人々に指導の手をさしのべることが大切なのである。
4 御書に「釈迦・多宝・十方の諸仏・霊山会上にして御契約なれば須臾の程に飛び来りて手をとり肩に引懸けて霊山へ・はしり給はば二聖・二天・十羅刹女は受持の者を擁護し諸天・善神は天蓋を指し旛を上げて我等を守護して慥かに寂光の宝刹へ送り給うべきなり、あらうれしや・あらうれしや」との御文がある。
われわれの信心は、諸天の守護をうけながら、一生成仏という最高の満足の人生を送っていくためのものである。とくに「手をとり肩に引懸けて」とあるのは、指導者のあり方にも通ずる。信心を全うするためには、かならず立派な同志が必要であるということとも拝せよう。