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牧ロ初代会長生誕107年記念勤行会 求道・信念・実践の生涯

1978.6.6 「広布第二章の指針」第13巻

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1  本日は、牧口初代会長の人となりについて、さまざまな角度からの追憶談をうけたまわり、私も深く感銘したしだいである。
 私は、牧口初代会長に直接お会いしたことはないが、恩師戸田先生を通じ、また牧口門下生の方々からうかがったところを総合して、私が感銘するところを申し上げるならば、たいへんな”求道の人”であり”信念の人”であったということである。また、生涯にわたって、つねに健康で若々しさをたたえて、第一線に立たれた”実践の人”であり”行動の人”であった。
 これらはすべて、われらは孫弟子として仰いで学んでいかなければならない姿といってよい。
 牧口初代会長はまた、皆さん方もよくご存知のように、たいへんな学者であった。
 しかも深い理知的な人柄であるにもかかわらず、非常に情熱家でもあった。あの謹厳実直な姿をもって、いかに一人ひとりを大切にされていたかは、ご遺族の話を通しても明らかである。
 そうした一つひとつの姿を鏡とし、実践上の指針ともして、身に体していかなければならないことを申し上げ、本日のあいさっとさせていただく。

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