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日蓮大聖人・池田大作

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第6回各部代表懇親会 魅力あるリーダーと育て

1978.3.28 「広布第二章の指針」第13巻

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4  先日、山梨文化祭に招かれた。立派な文化祭であった。この文化祭が終わったあと御僧侶と懇談する機会があった。そのさい、談たまたま葬儀に関する問題に及んだ。
 結論するに、人々にとって葬儀はまことに大切な儀式である。とくに、伝統、しきたりを重んずる地域においては、内外の人々に重要な波動をもたらすものといってよい。
 最大に協力しあい、また応援もし、御僧侶の導師をいただき盛大に読経、唱題しながら、懇ろに故人の追善回向をしていっていただきたい。その真心の行為が、多くのまわりの人々に多大なる感銘を与え、認識を深めていくのである。
 私はこうしたことを御僧侶と語りあいながら、まことにそのとおりだ、そうすることが地域の広宣流布の深く強いクサビともなることを、改めて痛感したしだいである。幹部諸兄は、この点をとくに留意願いたい。
5  われわれは、自身の信条は崩してはならないが、われわれはどこまでも人々を理解し、包容していかなければならない。
 人々が心から安心し、また信頼しきって協調できるようにしていけなければ、真の指導者とはいえないし、また永続性の基盤は樹立できないことを銘記されたい。
 経済、生活等、広布を伸展させていくためへのあらゆる力を持ち、現実の大地を掘っていく、一つひとつの地道な作業を責任をもって遂行していかなければ、事実のうえの発展も推進もないのである。今後も広布のために、なにやかやとご努力とご辛労をわずらわせるかと思うが、よろしく願いたい。
 最後に諸君の、ますますの成長と強固な信念ある広宣流布の指揮をお願いして、本日の指導とさせていただく。

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