Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

第1回信越男子部幹部会 共に進もう、信心の決勝点めざし

1978.2.19 「広布第二章の指針」第12巻

前後
7  学会も、いつまでも子供であってはならない。独善的であってもならない。非は非と認め、信念と理不尽を混同してはならない。
 ともかく、さまざまな問題があっても、一切の責任は私にある。よく、前会長も「私の罪多き故」といわれたが、私もまたそうである。全会員の一切の間違いは、私がひたすら大御本尊にお詫び申し上げながら、広布の道を開く以外にない。
 諸君はこれからの人生を、大聖人の仰せどおり、わが道を自分らしく前進していただきたい。
 人生は、あせってはならない。あせった人は、かならず行き詰まる。人生の勝負は五年や十年で決まらない。一生で判断すべきである。いな、三世の生命という根源的な尺度からみなければ、ほんとうのことはわからないといっても過言ではなかろう。
 さまざまな境遇にあって、行き詰まることもあろうが、そのときに、もう一度、この次元から自分を見直して、自分自身の個性を薫発していく勇気をもたなくてはならない。
 最後に再度、ホイットマンの詩――「さあ、出発しよう! 悪戦苦闘をつき抜けて! 決められた決勝点は取り消すことができないのだ」との一節を読み上げて、本日の指導とさせていただく。

1
7