Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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足立会 報恩の信心、誓願の信心

1978.2.9 「広布第二章の指針」第12巻

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5  事実ほど厳然たるものはない。事実に勝るものはない。「諸法実相」と、方便品にも説かれているとおりである。
 大御本尊様に、大功徳ましますのも、われわれは事実を通じて実感している。多くの不幸から、歓喜の家庭にかわったことも事実である。大聖人の仰せの、ことく、日本中を折伏逆化し、妙法の力とわれわれの努力によって、幾百万人の人が、信仰するようになったのも事実である。宗門に、正本堂をはじめ無量の御供養を申し上げたのも事実である。世界に広宣流布しているのも事実である。
 これは、私どもが、正法を正しく実践してきた証拠なのである。すなわち、日蓮大聖人のご本意に相叶った、厳然たる証拠と確信すべきである。
 皆さん方も、限られた一生で、よき事実をつくり、事実を残しゆく妙法の先覚者として、立派な人生の総仕上げをしていただきたい。
 事実を事実として認識しない人もいる。しかし大御本尊様が見とおしておられる。また、なんら実相、事実を建設できず自己の主張のみ美化して、批判のみする人もいる。それでは観念の遊戯者といってよい。事実をつくった人と、つくらぬ人では、その人生の深さに天地の違いがあるものだ。足立会のわが同志の方々のいちだんの活躍を祈りたい。一人ひとりの人間革命の、光り輝く歴史をつくっていただきたい。
 皆さまの各地域における見事な昇華を祈って、あいさつとさせていただく。

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