Nichiren・Ikeda
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杉並・方南支部結成大会
支部長は兄、婦人部長は姉
1978.1.27 「広布第二章の指針」第12巻
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4 会員、支部員に対しては、一軒一軒、たんねんに回り、訪問指導していくことが、支部長、婦人部長の最大の仏道修行と思っていいと思う。
人を動かすことより、まず自分が動くことが、自分に力をつけることになる。指導部の先輩に対しては、弟や妹になった気持ちで教わり、仏法の真髄を会得していってほしい。その謙虚さと努力が、最高に自分自身を成長させるのである。
支部員にとって支部長、婦人部長は、よき兄であり、よき姉であっていただきたい。県(圏)長、本部長等は、その本部、県の長兄、長姉であっていただきたい。和合僧ということは、近代的にいうならば、仏法兄弟ということであるからだ。
われわれは、大御本尊のもとに、信心の血脈を受け継いだ兄弟である。したがって、支部員の信心の面倒をみることは、すべて自分自身の仏界、菩薩界を湧現しゆく一道程である。どうか人間革命のためにも、また真実の生命の楽しみを得るためにも、弟妹を守るという兄、姉としての正義感をもちながら振る舞っていただきたい。
われわれには、功徳無辺なる御本尊がある。肚を決めて使命感に生ききっていくならば、身も心も軽い。そこにこそ一念随喜の功徳があり、依正不二で、その人々も、その土もまた、寂光土となっていくことを確信していただきたい。
皆さまのますますのご多幸を心よりお祈り申し上げ、本日の祝福の指導としたい。