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日蓮大聖人・池田大作

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各部代表者会議 万代の繁栄は”根本の功”積む修行に

1978.1.13 「広布第二章の指針」第12巻

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4  教学試験の重要性
 上級登用試験をはじめ、さまざまの教学試験が近づいている。みんな真剣に取り組んでおられる。かわいそうに思える場合があるが、人材を育成する手段としては、やむをえないことをご承知願いたい。
 また一つには、試験をとおして、教学を正確に深化せしめないと、我見の教学になったり、慢心の教学になったり、異流の教学になってしまうことを防がなければならないからである。あくまでも正信の流れをくむ、完壁な教学を身につけなければ、謗法となってしまうからである。
 その意味から、正信の指導者の育成のためには、教学試験をとおしながら、仏法の正しき信心の道を教えぬいていく必要があることを、ご了解願いたい。
 ともあれ、年ごとに、広布の人材が雲のわく、ことく誕生していることに、喜びを禁じえない。いかなる広布の作業も、生活も、事業も、その人のもつ人生観、生活観、社会観と、福運と力量によって決まるといってよい。それが、古今東西の永遠の鉄則であることを銘記すべきである。

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