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日蓮大聖人・池田大作

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北海道創価学会広布功労者追善法要 草創開拓の同志を忘るな

1977.10.3 「広布第二章の指針」第11巻

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4  身口意の三業で実践
 さらに御文には「若し能く」とあるが「能く」の一語に、重要な意味が込められている。「能く」とは、身口意の三業で日蓮大聖人の仏法を実践していくことである。これはなかなか容易なことではない。しかし、この容易でない実践の方途を正しく教えてくださったのが、牧口初代会長であり、戸田前会長であった。幾多の弾圧の嵐をくぐりぬけ、みずからの犠牲をも顧みることなく、大法弘通に殉じた先師ならびに恩師によって、凡愚の身でありながらも私どもは、広布信心の正道を歩んでこられたわけである。
 ともかく、広宣流布の途上で亡くなられた方々のために、このように法要を営み、その席に連なったという事実を、身口意の三業にあてはめるならば、これは身で読んだことになる。また唱題し、御書の講義を行い、仏法を説く姿は、口で読むことになる。心のなかで深く広布を願い、御本尊を信ずることは、意で読むことになる。
 このように、仏法流布の運動に挺していくならば、しぜんのうちに「能く持ち」、正しく福運のリズムを築いていくことができるのである。この意味からも、今後とも生命の宮殿を開き、仏界の生命を薫発しゆく一生成仏のため、勇んで実践に励んでいかれるよう、心から念願してやまない。(要旨)

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