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日蓮大聖人・池田大作

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戸田記念墓苑開苑式 生死不二の永遠の都に

1977.10.2 「広布第二章の指針」第11巻

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3  厳寒の地における春の訪れには、暖かな南国では味わうことのできない大きな希望と喜びがはらまれているものである。この意味からも私どもは、この戸田前会長の故郷である厚田の大地を、私を含めて全学会員の心の故郷ともし、広布の”生死不二の永遠の都”としていくよう提案したい。(全員が賛同の挙手、そして拍手)
 この戸田記念墓苑には、国内だけにとどまらず、将来は世界各国からも多くの人々がみえるであろう。そうした希望あふれる未来展望のうえからも、厚田の人々に対しては、信仰の有無にかかわらず、生命と生命の触れあいをとおして、麗しい理想的な人間共和の世界を築いていただきたいことを、心から念願してやまない。
 また、この戸田記念墓苑を訪れた人は、先祖代々への追善回向とともに、みずからも蘇生して帰るというようであってほしい。その意味から、私はこの戸田記念墓苑こそ”人間蘇生の憩いの広場”と意義づけておきたい。
 ともかく、どのような厳しい烈風に対しても、私は屋根となり、防波堤となっていく決意である。皆さん方は安心して、楽しく和やかに、人生の春風を共有しあっていかれるよう祈っている。(要旨)

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