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銚子支部結成15周年記念勤行会 妙法の灯台を永遠に消すな

1977.6.26 「広布第二章の指針」第10巻

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2  最後に、これまで何度か確認しあってきた「開目抄」の一節を拝し、佳き日の記念としておきたい。
 「我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし、天の加護なき事を疑はざれ現世の安穏ならざる事をなげかざれ、我が弟子に朝夕教えしかども・疑いを・をこして皆すてけんつたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし
 この「開目抄」の一文に、私どもの信仰の原点が凝結されているといってよい。とくに「疑う心なくば自然に仏界にいたるべし」の一節を、深くわが生命に刻み、環境に紛動されるような弱い生き方ではなく、なにがあっても御本尊根本の確固たる信念の人生を、生涯にわたって歩んでいかれるよう願ってやまない。
 粘り強く、そして忍耐強く、幸せの山頂をめざしていく――これが信心の真髄であることを互いに確認しあいながら、晴れがましく、広布第二章のスタートを飾っていただきたい。
 「疑う心なく」とは、あくまでも御本尊に対する姿勢であり、信仰というものの原点の姿勢である。したがって、社記悪に対しては、当然のことながら、人間としての正義のうえから、鋭くそれを見ぬいていくべきであり、皆さん方一人ひとりが、この聡明にして常識豊かに行動しゆく、仏法英知の灯台の存在となっていってほしい。この意味においても”妙法の灯台を永遠に消すな”と申し上げておきたい。
 ともかく、この銚子会館を中心に、ますます健康に留意し、きょうからまた、希望にあふれて、地域の繁栄のために一歩成長の歴史を残していっていただきたい。(要旨)

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