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日蓮大聖人・池田大作

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熊本創価学会結成19周年記念勤行会 わが生命を功徳聚の田園に

1977.5.28 「広布第二章の指針」第10巻

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5  緊密な連絡と報告
 広宣流布の多角的な活動を推進していくためにも、連絡と報告の重要性を確認しておきたい。
 連絡、報告は、異体を同心として進む、われら和合僧の生命を支える神経系であるといってもよい。各地域にみられる麗しい広宣流布の実証も、緊密な連絡と報告のうえに、その開花をみせているといえよう。
 われわれの活動は、御本仏日蓮大聖人のご教示のままの展開であるが、一人ひとりを取り上げてみれば、長所もあれば短所もある人間である以上、ときとして正しい信仰の軌道から踏みはずしてしまうような問題も生じないとはかぎらない。たとえば、怨嫉問題等がそれにあたるだろう。
 しかし、こうした問題が起こったとしても、あたたかな同志の激励と指導があれば、見事に解決し、創価家族としての麗しい和楽の前進ができるのである。このためにも、心と心を結ぶ緊密な連絡と報告が最重要となってくる。
 どんなにささいな問題でも見過ごせば事態を大きくしてしまう場合が多い――このことを深く留意して、連絡、報告を密にしつつ、会員同志が安心して楽しく日々の仏道修行を貫いていける模範の姿を示していただきたい。(要旨)

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