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日蓮大聖人・池田大作

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第211回5月度本部幹部会 先輩の功労者に敬愛の光を

1977.5.18 「広布第二章の指針」第10巻

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3  創価学会が、世界的な生きた大仏法教団として発展してきた陰には、幾十万人にもの無名の先駆の先輩功労者の尽力があったことを、けっして忘れてはならない。貧困のなか、もっとも激しい、いわれなき中傷と批判にも、けっして臆することなく、広宣流布のため、ひたすら戦いぬいてきた先輩同志たち――。
 その多くの人は、いまは年齢等のため第一線を退いていよう。しかし、現在の立場がどうあれ、かつては言語に絶する法戦を展開し、御本尊へのご奉公を立派に果たしてこられた――尊い方々である。したがって、現在の第一線の幹部は、そうした方々を陰に陽に大切にし、また尊敬の念をはらって、人生の見事な総仕上げのために、あたたかい配慮をめぐらせていただきたいと思う。
 本日参集の皆さん方も、十年、二十年後には、大半の人が、いまの年配功労者と同じように、第一線を退き、後輩にバトンタッチしていくことになろう。
 創価学会は、たとえ第一線を退いた人であっても、広宣流布の最大の功労者として尊敬し、その遺徳を後世に顕彰していくこのもっとも尊く麗しい生命尊厳の流れを、これからもますます強めつつ、ともどもに今世の使命を立派に成し遂げていっていただきたい。(要旨)

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