Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第5回全国県長会議 現実生活のための信心を

1977.4.4 「広布第二章の指針」第10巻

前後
4  かつて清教徒たちは、圧迫と鉄鎖の束縛から逃れ、荒れ狂う怒濤を乗り越えて、自由の新天地アメリカを築いた。
 次元は異なるが、同じように、世界に妙法を基調とした平和と文化の”精神の新天地”をつくるために涌出したのが、われわれである。この崇高な地涌の菩薩としての使命を遂行するためにも、現実の大地のうえで”仏法は勝負なり”の実証を残していく以外にない。
 ある革命家は「大闘争のなかにのみ真実の平和がある」といっているが、これも真理であろう。仏法にも「煩悩即菩提」の原理があるように、さまざまな”苦悩”と戦いながら”菩提”という幸せを勝ちとっていくのである。
 われわれの前途には、さまざまな苦難が待ちうけているかもしれない。しかし、断じて屈することなく、創価の”精神世界”を盤石にし、どこまでも地涌の友を守りぬいていくのが、われわれの活動であることを知っていただきたい。(要旨)

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