Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

第26回女子部総会――メッセージ 日々満足の青春桜の開花を

1977.2.13 「広布第二章の指針」第9巻

前後
2  さて話は変わりますが、最近、会員の皆さんが少しでも喜んでもらえるならば、という気持ちで、つたないながらもピアノを弾くことがありますが、女子部の方がいる揚合に「人生の並木路」の曲を贈っています。
 この歌は、私が戸田先生のもとで、青年部の幹部の一人として戦っていたころ、当時の女子部員とともに歌った思い出深い歌なのです。当時の女子部員は、みな貧しかった。不幸な境遇の人が多かった。暗く寂しい夜道を泣きながら歩いていくような人生を送っている女性がほとんどでした。
 しかし、私たちには御本尊がある。戸田先生がおられるではないか。私たちの未来は希望の光輝く桜の並木道に通じているのだそういう心情を込めて歌ったのです。
  生きてゆこうよ 希望に燃えて
  愛の口笛 高らかに
  この人生の 並木路
 この四番の歌詞が大切です。どのような苦難にも、不遇の家庭環境にも、宿命の嵐にも泣かず、くじけぬたくましさ、健気さ、そして、そのなかに希望を絶対に失わずに突き進んでいく、底ぬけの明るさこそ、学会女子部の本領ではないかと思うのであります。
 どうか、私のもっとも信頼する女子部長である藤田栄さんとともに、自らも成長し、一人ひとりの人材をみがきあげていってください。
 皆さんの幸福に満ちみちた青春桜の開花をお祈りし、ご両親によろしく、と申し上げて、私のメッセージとさせていただきます。

1
2