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日蓮大聖人・池田大作

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第202回8月度本部幹部会 仏法即社会の名指導者に育て

1976.8.22 「広布第二章の指針」第9巻

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7  職場、社会を大切に
 職場、社会を大切にする精神は、学会伝統の指導として教えられてきた道である。
 従来の革命運動は、その急進的な性格のゆえに、往々にして運動家たちの生活、人生を破壊させてしまうという矛盾をはらんでいた。
 しかし、創価学会の平和革命運動は、むしろ社会を大切にし、地域、職場で信仰の勝利の実証を示しゆくところにこそ、その運動の原点があった。創価学会は、この”信心即生活”の方軌に立った普遍的な運動を貫いたからこそ、いかなる弾圧にも屈することなく、平和と文化の崩れぬ基礎を築きあげることができたのである。
 「白米一俵御書」には「まことの・みちは世間の事法にて候……彼の経経は・いまだ心あさくして法華経に及ばざれば・世間の法を仏法に依せてしらせて候、法華経はしからず・やがて世間の法が仏法の全体と釈せられて候」とある。
 さらに「三種財宝御書」には「中務三郎左衛門尉は主の御ためにも仏法の御ためにも世間の心かりけり・よかりけりと鎌倉の人人の口にうたはれ給へ」ともある。
 仏法即社会の実践こそ、学会の偉大なる平和運動の原点である、との確信をさらに強めて、社会、地域から信頼され、称賛されゆく真実の妙法実践者として、新時代の指導者への見事なる成長の証を示しきっていっていただきたい。(要旨)

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